緒方惇(おがたじゅん)さんへのインタビュー、後半はクレドシップでの仕事内容や人材業界向けのリスト抽出サービス「tele-sco」との関わりについて伺っています。
データの分析に携わる緒方さんから見た「tele-sco」の使い方についても、たっぷり話していただきました。
◆「tele-sco」との仕事上の関わり
―クレドシップでは具体的にどういった仕事をされているんですか?
社内にストックしてある求人データを一部加工して顧客に見せるとか、そのへんの提案ですね。
人材業界の人がどんな営業をしているとか、どういった広告を出しているとか、さらに言うと人材業界の先にある実際に求人を出す側の企業がどういう悩みを抱えているのかとか…
サポートするというと大げさですけど、その悩みを解決できないかを求人データを元に考えてるって感じです。
―緒方さんの仕事は「tele-sco」とどんな関わりがありますか?
それでいうとめっちゃあって。データをraw dataっていう生の状態でお渡しすることもできるんですけど、違う切り口で加工するともっとデータの価値だったり、アウトプットの質が上がったりする。
例えば、大阪の中でエリアとかで区切って、求人広告をたくさん出している企業はどこかとか、タウンワークには広告出しているけどバイトルはやっていない企業はどこかとか。raw dataでお渡ししても探しにくいじゃないですか。そういうのを可視化できると面白かったり。
他にも例えばコロナとかで顕著だったのが、ドライバーの採用が増えている。宅配とかのニーズが強いんで。じゃあ宅配を採用するのに相場を知っておかないと、採用する側も待遇とか給与もどれくらいにしたらいいか分からないですよね。
スカイスクレーパーのデータだったらそういう過去のデータも残っているので、引き出してこれるのが「tele-sco」の面白い使い方。顧客が何に困ってそうかとか、次に必要になりそうなものを予測するとか、そういうのをお手伝いしてます。
◆一手間加えた価値のあるデータを提供したい
―「tele-sco」ってデータを売っているイメージだったんですけど、加工もされているんですか?
もちろんデータだけでも売っていますけど。僕の個人的なイメージでは、捌ける人がいれば生魚で買った方がいいけど、捌いてスーパーに並べたり、あるいはお寿司にしたりして買える状態にするのも今の時代必要なんじゃないかと。一手間加えると付加価値がつくというか、料理が美味しくなったりするので。
―生魚の状態でもいいし、一手間加えたものでも、必要な方を選べるのが「tele-sco」の魅力なんですね。
そう思いますね。そこは柔軟に対応できると思います、クレドシップでは。
狭い意味での「tele-sco」はリストを売っていますっていうことになるけど、やっぱり立場によってニーズっていろいろあるので、ゆくゆくはそういうところにお答えできるようにカスタマイズさせていきたいですね。
―最後に「tele-sco」の利用を検討されている方に向けて、メッセージをお願いします。
使い方というかレシピはいっぱいあると思うし、業界によってそれぞれのユーザーの方だけしか知らない情報っていっぱいあると思うんですよ。
誰かを採用したい人もそうだし、広告を最適化したいって人も、このエリアで新規事業を立ち上げたいって人も。何かしらにデータって必要だし、その人たちしか知らないこともあるし、逆に言うと我々のデータベースにしかないものもあると思う。
だから、ただデータを売ったり買ったりするだけでなく、まずは使い道や得たい成果についてお伺いしつつ、カスタマイズの仕方をご相談させていただきたい。お客さんと一緒にブレストの時間を持てると、こんな切り口で見たら面白そうですよねとか、そういう面が得意なメンバーって多いので。ぜひ、ご気軽にご相談してもらいたいです。そういうのが好きなので。
データは一手間加えることで価値が上がると思うので、そういう部分で力になれたらなと思うし、面白いことができたらうれしいです。
お客様のニーズに合わせて、データをカスタマイズできるのが「tele-sco」の魅力だと語っていただきました。マーケティングのお仕事をされている緒方さんだからこそできる、データの切り取り方があるのだと思います。
データの使い方に困っている方は、ぜひ気軽にご相談ください。何か面白い発想が生まれるかもしれません。
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