データサイエンティスト・岡崎拓也(おかざきたくや)さんへのインタビュー。
後半はクレドシップでの仕事内容や、人材業界向けのリスト抽出サービス「tele-sco」との関わりについて伺っています。
データの内部に関わっている岡崎さんから見た「tele-sco」の魅力とは?
◆データサイエンティストとしての仕事
ークレドシップでは「データサイエンティスト」をされていると聞いたのですが、どんなことをしているんですか?
Sky Scraperっていうクレドシップにある求人データのデータベースの中で、これまでは「siesta」(クレドシップが開発した人材業界に特化したリードを取るためのアプリ)を使ってもらっていたんですけど。中のデータとかを取り出してリストにして渡すっていう商品の提供だったり、「データをどう活用するのか」っていうコンサルテーションに近い部分でデータを取り出したり集計・分析する頻度が増えてきて。
データを作るっていう作業に関して、たまたまその時いたメンバーの中でできそうなのが僕だったので、データを抽出して加工してお客さんに渡したり、営業資料にしたりっていう部分をやってます。
データを使って分析したり、データから考察したりするのは(データサイエンティストの)緒方くんの方がやってくれているから、僕はいかにデータを取り出すかってとこを中心にやっています。
ーということは、データベースを扱う「tele-sco」とけっこう関わりの深いお仕事をされているんですね。
そうですね。「tele-sco」が多くて、「Credo Insight Lab.」もやったりとか。最近だとお客さんの要望で「求人記事の文章を要約したい」っていうのがあって。文章要約のアプリケーションがあるといいねっていうので、アプリ開発に詳しいインターン生の子に作ってもらうディレクションみたいなのをやってます。
◆「tele-sco」の価値と魅力について
ー「tele-sco」の魅力ってどういうところがあるんですか?
そうですね、世の中で会社がどう動いているかを知る情報として、求人が一番ボリュームと正確性があって。そういう意味でいうとデータをちゃんと持っていてリストにしている「tele-sco」のリストの価値っていうのはあると思っています。
クレドシップの自社内に「Cita」っていうテレアポセンターがあるんですけど、そこで使っているデータも「tele-sco」のデータとほぼ一緒で、やっぱりアポがよく取得できているので。
求人を出している企業っていうのは、例えば何か投資しようとしているとか、人がいなくて困っているとか、何らかの行動をしようとしている企業である可能性が高くて、そういうのが求人には顕著に出る。だから「tele-sco」のリストって営業やマーケティングで役に立つんじゃないかなと思っています。
ー「tele-sco」のデータを見ることで、会社の求めているものが見えてくるってことでしょうか?
見えてくるかなと思います。まだその大きい分析まではできていない部分もあって、今後そこを進めていけばもうちょっと精度高まるなと。
あと「tele-sco」の魅力は、お客さんがどの企業に当たりたいかが明確になればなるほど欲しいリストになっていると思っていて。その作業をやっている会社は実はそんなに多くない気がしています。
それを通して自社がどんな企業にアプローチしていきたいかが明確になる。そのプロセス自体が一つの価値になるんじゃないかと思います。その作業の手助けになるかな。
ー「tele-sco」の活用法としてはただリストを見るだけでなく、自社のニーズを知るきっかけとしても使えるということですか?
ざっくりやっているところも多いなという印象があるので。「tele-sco」ではリストの数もたくさん出せますけど、お客さんがよりアプローチしたい企業で、かつ可能性が高いところがピンポイントにリストとして出すこともできるので、新規営業において生産性の高いアプローチになりやすいかなと思います。
ー最後に「tele-sco」の利用を検討されている方に向けて、メッセージをお願いします。
単なるリスト出しというよりかは、欲しいリストがどんなものかを明確にして、可能性のある企業のリストを得られるサービスっていうところが特徴なんじゃないかなと思います。とりあえず電話をかけちゃっているなと感じている場合は、使ってみるといいのかなって気がしていますね。
リストを出す上での明確になっていない部分を明確にするとか、本当のニーズをある程度具体的にできて、リストにどう反映させるかというところをサポートできるのが強みだと思います。
「tele-sco」はリストとしての価値はもちろん、会社の動きやニーズを知る上でも役立つ資料になります。そして、単なるリストというだけでなく、使うお客様の本当のニーズを探るサポートができるサービスでもあるとのことでした。
インタビューでは、まだまだこのサービスを発展させていきたいという岡崎さんの熱意も強く感じられました。今のサービスはもちろん、今後の進化にも期待していただきたいです。
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